一度も勝っていないのに決勝進出
コパアメリカ、ウルグアイと決勝を戦うのは、
ベネズエラかパラグアイか。
パラグアイには熱血バルデスがいる。
左サイドからエスティガリビアの突破もある。
ベネズエラには、正確な左足のアランゴや、
21歳FWのロンドーン。
堅守速攻の南米サッカー、
この試合も守りの争いという地味な展開に。
流れの中から得点というより、
セットプレーでの得点のほうが可能性を感じる。
とくにアランゴの左足は
ピンポイントで味方に送り出され、得点の予感。
過密日程の中での試合、じれったい前半を経て、
徐々に疲れが出てきた後半から荒れてきた。
パラグアイは大幅に選手やポジションをかえて臨んだが、
退場者、サンタクルスの怪我、監督・コーチの退席処分・・・。
策士策におぼれた感がある。
試合の流れもベネズエラの安定した攻勢が目立つ。
が、120分戦って、0-0の引き分け。PK。
ベネズエラのGKはことごとく逆をつかれたが、
パラグアイのGKビジャールはコースを読んでいることが多かった。
1本シュートをセーブしたパラグアイの勝利、
1次リーグを含め、5試合すべて引き分けなのに決勝進出。
決勝戦はグアイ対決となった。
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